春の完全無計画ツーリング in Nakagawa(1)

M兄弟からそれぞれ譲ってもらったカワシマ(奥)と私のカヤック。モデルは Feathercraft の K-Light 1。 色まで同じなので、人に見られるとちょっと恥ずかしいのだった・・・

 春の暖かさが感じられるようになった5月のある日、職場仲間のカワシマくんから、「ススズキさん、カヤックやりに行きましょうよ」と誘われた。なんでも先日同じ職場のM氏より、中古のフォールディング・カヤックを譲ってもらったため、この週末にさっそく進水式を行いたいというのだ。ちなみにボク自身も、数年前にM氏の弟からまったく同じタイプのカヤックを譲ってもらったという経緯があるため、カワシマ君とは、いわば兄弟のようなものである。 それならば、ということで久しぶりにツーリングに行くことになった。
 
 まずは場所決めである。カワシマ君はまだ一度もカヤックで川を下った経験はないという。かくゆう私も、高知の四万十川や静岡の気田川といった比較的簡単な川を数度下ったことがあるだけ、という初心者である。そこで、そんな我々でもなんとか楽しめる川ということで栃木県と茨城県を流れる那珂川を選んでみた。那珂川は首都圏から近いばかりでなく、流れが比較的穏やかで初心者にもやさしく、さらに川の周囲に田園風景が広がっているという雰囲気あふれる川である。そのため、カヌーを楽しむ人たち、とくに関東のパドラーには有名な川なのだ。

 さっそく栃木とカヌーと焼酎に詳しい知り合いのカサハラさん(本業はカメラマンらしい)に電話してスタート地点とゴール地点をどこに設定するべきか聞いてみた。カサハラさんいわく、東京からの日帰りを考えたらスタートは烏山、ゴールは栃木と茨城の県境あたりがいいのではないか、ということだった。距離にしておよそ15kmほどである。「もし余裕があれば、もう少し下の「道の駅かつら」まで行ってもいいけど、まあ、あまり無理しないほうがいいかな。あと、もしかしたら簗 (やな:竹などを並べて魚を捕らえる仕掛け)があるかもしれないけど、あったら左側を行けば通れるようになってるから」そういって親切に説明してくれたカサハラさん。しかし、その親切な忠告も無駄になってしまうのだった。
 
 
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