遠州七不思議の不思議

 先日、ライター仲間(現・創碧社社長)である清水氏とファミレスで無駄話をしていた際、不思議な池の話を聞いた。何もない山の上に7年に一度、数日間だけ池が出現するという。気になってよく調べてみたところ、ここ最近の出現年は1954年、61年、68年、75年、82年、89年、98年となっているそうだ。
 なるほど、ほぼ7年周期といえるが、最後の回だけ間隔が9年になっている。また、98年の7年後は 2005年なのだが、この年の出現記録はないので、どうもここ最近はサイクルが狂ってきているようだ。
 地球規模の異常気象がオカルトの世界まで浸食しているということだろうか。

 ちなみに、この幻の池は遠州七不思議のひとつに数えられているそうだが、皆さんは七不思議の内容をご存じだろうか。
 有名なものとしては、菊川と掛川の間にある「小夜の中山・夜泣き石」もそのひとつ。盗賊に斬り殺された妊婦から赤子が生まれ、その赤子の存在を近所の人に気付かせるために石が泣いたという伝説だ。

 そのほか、「桜ケ池の龍」「京丸ぼたん」「波小僧」「三度栗」「片葉のよし」「晴明塚」「霧ふき井戸」「子生まれ石」「天狗の火」「無間の鐘」「佐鳴湖のかたひら鯉」「能満寺のソテツ」「柳井戸」などなど。なんと、調べていくうちに7つどころか倍以上あることが判明した。

 実は、遠州の七不思議については諸説あり、どれが本当の七不思議なのかは誰にもわからないという。このあたりが七不思議の不思議たるゆえんなのだろう。
 
 
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